テーブルフットボールとテーブルサッカーの違いとは?

名前は似てるけど、それぞれ違う2つのゲーム

テーブルサッカーと、テーブルフットボール(サブティオ)は、どちらも卓上ゲームであり、それぞれ独自の特徴と発祥地を持っています。本記事ではこの2つのゲームの概要と、その違いについて解説します。

テーブルサッカーとは

まず、テーブルサッカーは、棒を使ってプレイする卓上のサッカーゲームです。プレイヤーは棒を使ってフィールド上の小さなサッカーボールを操作し、相手のゴールにシュートすることを目指します。テーブルサッカーは、世界中で広くプレイされており、特にバーなどのエンターテイメント施設で人気があります。このゲームの起源は諸説ありますが、1930年代のヨーロッパで開発されたと言われています。

テーブルフットボール(サブティオ)とは

一方、テーブルフットボールはイギリスで発祥したゲームで、小さなおはじき型の駒を使ってプレイします。プレイヤーは指で駒をはじき、相手の駒を倒すことや特定の位置に駒を移動させることを目指します。テーブルフットボールは、イギリスでは特に人気があり、家庭や学校でよくプレイされます。このゲームは、1947年にイギリスの会社であるPeter Adolphによって開発され、その後、世界中に広まりました。

それぞれの違い

使用する道具の違い

テーブルサッカーとテーブルフットボールは、共通の目的であるサッカーゲームの再現を目指していますが、プレイスタイルや使用する道具が異なります。テーブルサッカーは、よりリアルなサッカーゲームの要素を取り入れ、棒を使って駒を操作します。一方、テーブルフットボールは独自のルールと技術を持ち、指で駒をはじいてプレイします。

コンセプトの違い

また、コンセプトにおいてもいくつかの違いがあります。

まず、テーブルサッカーは棒を使って操作する卓上サッカーゲームです。通常、4本の棒があり、それぞれの棒にはサッカープレーヤーが取り付けられています。プレーヤーは棒を回転させることでボールを動かし、相手のゴールに得点を狙います。

一方、テーブルフットボールはイギリスで発祥したゲームで、おはじき型の駒を使います。テーブルフットボールの駒は円盤状で、指で弾くことで駒を動かします。プレーヤーは駒を正確に操作し、相手の駒を打ち負かすことを目指します。テーブルフットボールはテーブルサッカーと比べてより繊細な技術と精密な操作を必要とします。

ルールの違い

ルール面でもテーブルサッカーとテーブルフットボールには違いがあります。テーブルサッカーでは、通常のサッカーのルールに基づいてプレーします。ゴールを決めたり、オフサイドの判定を行ったりすることがあります。

一方、テーブルフットボールでは、駒同士の接触や位置関係によってプレーが進行します。駒同士が接触するとファウルとなり、相手にフリーキックやペナルティキックが与えられます。

テーブルフットボール(サブティオ)をもっと知りたい方へ

私たち「一般社団法人 日本テーブルフットボール協会(JTFA)」は、国際テーブルフットボール連盟(FISTF)に加盟しており、日本のテーブルフットボール界を代表する唯一の団体です。

日本のテーブルフットボール(おはじきサッカー)界を統括し代表する団体として、テーブルフットボールを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の健全な発達と社会の発展に貢献することを目的としています。

こちらでテーブルフットボール(おはじきサッカー)についてもっと詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。